外来で役に立つ |
漢方治療の実際を『初級レベル』と『中級レベル』に分け,読者の環境とレベルに合わせた学習ができるように考慮.豊富な挿し絵や図表を用いてビジュアルノート化し,難解と思われがちな漢方療法を分かりやすく解説する.
また,各診療科別に診療のポイントを解説する.西洋医学的な疾患名別,症状別に漢方療法の道筋と薬剤選択のポイント,漢方製剤の適応,西洋薬との併用,生薬処方箋の書き方等を分かりやすく例示し,漢方初心者にも取り組みやすいように配慮されている. 生薬の処方では,実際の処方箋の書き方を例示する他,筆者が永年の蓄積の中で培ってきた新薬例を惜しみなく提示する.また,生薬分類と漢方薬の説明では筆者独自のゴロ合わせを記載し,初心者も楽しく学べるよう工夫がなされている. 巻末に,製薬各社の各種エキス製剤の簡単な説明と,代表的な中国の薬(中成薬),保険調剤できる煎じ薬,漢方薬保険調剤薬局一覧(東京都・その近郊),鍼灸学校名,鍼灸の卸会社名,製薬会社名を列挙し,読者の便に供する. |
著者:趙 重文(東京大学大学院医学系研究科生体防御機能学講座教員) |
B5判 262頁 図20 表42 |
定価 6,510円(本体6,200円+税) |
ISBN4-8159-1700-0 |
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