「輸液の考え方を本当に,しっかりと理解してほしい」
著者の熱い願いから本書は生まれました      
よくわかる 輸液療法のすべて

 輸液療法は日常臨床の場でごく一般的な治療法となった現在,特別な専門医でなくても簡単に輸液治療が実施されるようになりました.しかし,臨床各科で必要となる水・電解質の輸液療法や栄養輸液法についての本当の理解となるとまだ十分ではなく,初心者の医師やナースにとって分かりやすく平易な解説書が求められています. ■本書は,初心者が輸液の考え方を本当に理解していただくため平易な解説をこころがけ,臨床現場での輸液の目的と適応がしっかりと身につくことを目指しています. ■全体を大きく10章に分け,それぞれの要点を問いの形で投げかけ,それを解説するなかで理解を深めていただくという,非常にユニークな方法がとられています.<メモ>を随所に挿入して興味のわく身に付きやすい工夫をこらしています. ■「輸液の考え方」の詳しい解説に加え,輸液治療で発生するリスクマネジメントについても触れ,誤りのない治療法に習熟できるよう企図されています.  輸液の基本をしっかり習得し臨床の現場で役立てるよう臨床各科の初学者やナースに本書をお薦めします.

望星病院 院長  北岡 建樹 編著

B5判 352頁 図149 表103

定価(本体8,000円+税)

ISBN4-8159-1657-8
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