よくわかる |
●本書は,うつ病に関する様々な問題を取り上げており,多くの専門家の手により最近の知見を含め,詳細に執筆
されている.
●全編28章にわたっており,うつ病に関する様々な問題 を,生物学の最近の知見から一般医へのアドバイスに至 るまでほぼ網羅. ●総論的なはじめの10の章では,うつ病の分類と概念, 病因に関する最近の生物学的知見と病前性格,疫学,症候学が,また治療として,抗うつ薬およびその他の薬物 療法,電気けいれん療法と経頭蓋磁気刺激療法,各種の 精神療法が述べられ,ストレスとうつの章では予防と自 己管理につき触れられている. ●各論では,様々な型のうつ,混合状態,ラピッド・サイクラー,難治性うつ病が取り上げられ,またうつを惹き 起こすものとしての身体疾患,アルコール,薬物につき 述べられている. さらに,ライフサイクルとうつにつき,小児・思春期と 老年期また産褥・性周期・更年期につき章が割かれてい る.自殺についても1章を設けてある.最終章では、精神科医と同様またはそれ以上にうつを診ることの多い一 般医のための早期発見を含めたうつ病診断や専門医紹介 のタイミングにつき留意点が述べられている. (序文より抜粋) |
編集:鹿島晴雄(慶應義塾大学教授) 宮岡 等(北里大学教授) |
B5判 320頁 図50 表86 |
定価 5,985円(本体5,700円+税) |
ISBN4-8159-1677-2 |
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