本人と家族のための
痴呆症介護百科


 ●著者それぞれが実際の診療場面や介護相談で経験した実例をもとに,厳選された100 の設問に対して的確な回答を加えるQ&A形式で構成された, 痴呆症介護の最新百科 である.
 ●介護は生活の一部であり,各々の家族のスタイルに基づくべきだという考えに則り,実例を紹介,正確な医療情報を提供することにより,介護者や家族が自らの方法を見つけだせるための手助け・指針となるように考慮されている.
 ●やさしく語りかける文体とユーモラスなイラストにより,親しみやすい内容となって いる.医学的知識の一口解説,メモ,図表が随所に挿入され,読者の理解を助ける.
 ●アルツハイマー病をはじめ痴呆症を引き起こす様々な病気を理解できるとともに痴呆性高齢者を介護する時に直面する問題や悩みに分かりやすく答える.
 ●『痴呆の始まりの頃』,『痴呆の進む頃』,『痴呆が重くなった時期』と,痴呆が進んで行く段階ごとに問題をまとめてあり,介護者にとって現状はどの段階であるのか,これから先はどうなって行くのかを読みとることができる.また,各々の段階ごとに「医療と薬」「精神変調と言動」「日常の生活」「介護者の思い」の項目が設けられ,介護者が知りたい情報をダイレクトに読みとれるよう便宜が図られている.
 ●介護家族はもちろん介護専門施設の従事者にとっても長く役立つ座右の書として,広くご購読をお薦めする.

共著:須貝祐一(浴風会 高齢者痴呆介護研究・研修東京センター副センター長)
   竹中星郎(放送大学客員教授)
   頼富淳子(保健師)
A5判 162頁 

定価(本体2,600円+税)

ISBN4-8159-1668-3
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