● 目 次 ●
総 論
T ■ハイリスク妊娠管理の諸問題
1.ハイリスク妊娠の頻度
2.ハイリスク妊娠の問題点
3.ハイリスク妊娠が周産期医療現場に及ぼす影響4
4.ハイリスク妊娠の落とし穴
U■ハイリスク妊娠と病診連携
1.医療施設の機能別役割分担
2.妊娠リスクスコア
3.産科オープンシステム
4.産科クリティカルパス
V■産婦人科と医療訴訟
1.社会の中の産科医療
2.偽りの契約と裁判情報
3.医療刑事裁判の変化と峻厳化
4.医療裁判批判の新展開
5.産科医療補償制度
6.医学・医療の責任
7.法医鑑定の問題
8.残された課題
各 論
T■周産期医療の基本
1.ヒトの分娩現象―ヒトの出産はリスクを伴うものである
1.日本における周産期医療の現状
2.ヒトの分娩はもともと難産である
2.周産期医療におけるインフォームド・コンセント
1.「産婦人科診療ガイドライン;産科編2008」の求めるインフォームド・コンセント
2.北海道大学病院産科で文書によるインフォームド・コンセントを義務化している事項
U■妊娠時の異常
1.妊婦の子宮頸部異常細胞診
2.重症妊娠悪阻
3.流 産
4.胞状奇胎
5.子宮外妊娠
6.妊娠女性の卵巣腫瘤茎捻転
7.抗リン脂質抗体症候群合併妊娠
8.子宮筋腫
9.糖代謝異常妊娠
10.母子感染
11.切迫早産
12.頸管無力症
13.妊娠高血圧症候群
14.妊娠高血圧症候群関連疾患
15.前置胎盤(含む癒着胎盤)
16.常位胎盤早期剥離
17.前期破水
18.胎児機能不全
19.臍帯異常と子宮内胎児死亡
20.子宮内胎児発育遅延(不全)(IUGR)
21.胎児の形態異常
22.羊水の診断(羊水過少症・羊水過多症)
23.双 胎
24.骨盤位経腟分娩
25.臍帯脱出
26.帝王切開既往妊婦の分娩
27.過期妊娠
V■分娩時の異常
1.遷延分娩
2.回旋異常(含むCPD)
3.急遂分娩の適応と選択
4.帝王切開時の麻酔法(全身麻酔、脊髄くも膜下麻酔、硬膜外麻酔)
5.帝王切開時の子宮摘出
6.肩甲難産
7.子宮破裂
8.子宮内反症
9.分娩後大量出血
10.静脈血栓塞栓症(VTE)
11.播種性血管内凝固症候群(DIC)
12.羊水塞栓症
W■産褥期の異常
1.子宮復古不全
2.産褥感染症(産褥熱)
3.マテニティブルーズと産後うつ