プレホスピタルMOOK3 エアレスキュー・ドクターカー


プレホスピタルMOOK3 エアレスキュー・ドクターカー
著 者
監修 : 石原  晋(広島県立病院 部長)
   
監修 : 益子 邦洋(日本医科大学 教授)
   
編集 : 益子 邦洋(日本医科大学 教授)
発行年
2007年1月
分 類
救命・救急医学
仕 様
A4判
定 価
定価 3,990円(本体 3,800円+税5%)
ISBN
978-4-8159-1776-0
特 色
 平成13年から本格的実施となった厚生労働省のドクターヘリ事業は,いよいよドクターヘリの全国整備に向けた特別措置法案も成立しそうな勢いである.これに呼応して消防防災ヘリコプターの救急搬送件数も年々増加しており,警察・海上保安庁・自衛隊ヘリコプターなどによる救急救助事例の報告も相次いでいる.一方,医師が救急現場に出動し,早期からの医療開始による患者予後の改善を目指すドクターカーへの取り組みは昭和50年代前半からスタートし,その成果もさまざまな機会に報告されてきている.  本企画では,
(1)ヘリコプターを活用したエアレスキュー,
(2)救急医療の中でのドクターカーの活動実態,
(3)救急現場への医師要請ならびに多職種間の相互理解と円滑な共働の実際
を紹介し,現時点におけるわが国の病院前医療の実状と残された課題を明らかにしている.本書はその資料として礎として必ず救急医療体制確立への原動力となるはずである.



■ 主要目次




I.エアレスキュー
 1. 諸外国のエアレスキューの歴史
 2. フライトナース、フライトパラメディクスとメディカルコントロール体制
 3. ドクターヘリシステム 
 4. 消防防災ヘリコプターによる救急救助
 5. 消防防災ヘリコプターのドクターヘリ的運用
 6. 警察ヘリコプターによる救急救助 
 7. 海上保安庁ヘリコプターによる救急救助
 8. 自衛隊ヘリコプターによる救急救助 
 9. 民間病院が行う航空医療搬送 
 10.災害派遣医療チーム(DMAT)と航空医療搬送
 11.特定非営利活動法人救急ヘリ病院ネットワーク(HEM-Net)の活動


II.ドクターカー
 1. 救命救急センター医師によるドクターカーシステム
 2. 医師会と共働したドクターカーシステム 
 3. ワークステーションを基盤としたドクターカーシステム
 4. MC担当医、臨床研修医、医学生の救急車同乗実習


III.現場への医師要請
 1. 救急現場への医師要請
 2. 救急現場における救急救命士と医師のコラボレーション
 3. 救急隊員はドクターヘリの要請をどのようにして行うか 
 4. 救急隊員はドクターカーの要請をどのようにして行うか 
 5. 災害現場への医師要請


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