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あらゆる領域の診療現場で不可欠な診断手段となった超音波診断装置は,コンピュータの進歩とともに加速度的に発達し,いまや第2の聴診器とまで呼ばれています.本書は,超音波診断装置を“触診代わり”と考える著者が,これから超音波診断を始めようとする若い医師や検査技師が,疾患概念をしっかり学び,すぐに実践できるよう,腹部全般にわたる臨床症例を豊富に呈示して解説しています.超音波像の「視かた・診かた」をより理解しやすくするため,CT画像をはじめとする他の画像診断写真も駆使し,総合画像診断のなかで解説する工夫がされています.もちろん,用語の説明や装置の調節法,スクリーニング検査法から精密検査までを網羅し,また最新のCoded Harmonic Angiomodeを駆使した腫瘍診断,3次元表示なども解説しています. 付録のCD-ROMには,基本的な操作や最新の造影超音波検査の本文の解説を補って余りある画像とムービーを収録しています. |
監修 荒川 泰行 |
B5判・254頁・図254・カラー98・表5 |
定価(本体8,500円+税) |
ISBN4-8159-1654-3 |
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