ISBN 4-8159-1538-5
書名 腎泌尿器疾患・水電解質異常
編著者名 鎌田 武信 大阪大学名誉教授/大阪労災病院院長 監修
上田 尚彦 奈良先端科学技術大学院大学教授 編集
主要目次 I.腎泌尿器疾患
    1.急性糸球体腎炎/2.急性進行性腎炎(RPGN)/3.慢性腎炎症候群/4.ネフローゼ症候群/5.急性腎不全/6.慢性腎不全/7.腎血管性高血圧/8.高血圧性腎疾患(高血圧性腎硬化症)/9.妊娠と腎/10.尿路感染症/11.尿路結石症・閉塞性尿路疾患/12.腫瘍性腎疾患/13.嚢胞性腎疾患/14.尿細管間質性腎炎/15.糖尿病性腎症/16.自己免疫疾患による腎傷害/17.パラプロテイン血症における腎障害/18.代謝性疾患による腎疾患
II.水電解質異常
    1.尿崩症/2.SIADH /3.高ナトリウム血症/4.低ナトリウ ム血症/5.高カリウム血症/6.低カリウム血症/7.高カリウム血症/8.低カリウム血症/9.高リン血症/10.低リン血症/11.特発性浮腫/12.Bartter 症候群
III.酸塩基平衡異常
    1.酸塩基平衡/2.尿細管性アシドーシス
索引
本体価格 9,000円
仕様 B5判 220頁 28図 92表
序文
 近年の医学,医療技術の飛躍的な進歩にともない,臨床医学の体系はますます膨大化,専門化の一途をたどっている.かかる状況下において日常実地診療に要求されることは,必要な情報,技術を的確に取捨選択して診断・治療を進めることである.
 本書は従来のいわゆる内科診断学書あるいは内科書ではなく,日常診断に際して必須の診断・鑑別診断・治療の流れに沿って,最新の情報,技術を具体的に解説するよう企画したものである.
 そのため疾病の原因,病態などの記述は必要最小限にまとめ,メモ,ノートとして随時参照できるよう記載した.代表的な疾患や慢性疾患で長期観察・治療を要するものなどに対しては,経過の種々相,経過に影響する因子,合併症とその対策,生活指導,食事・運動療法などに関する記載もできる限り取り入れ,ベッドサイドで頻用できる実用書を目指した.
 したがって,本書は研修医はもちろんのこと実地医学や非専門領域に関心のある臨床医の日常診療にも,大いに役立つものと信じている.
腎泌尿器疾患・水電解質異常


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